就職活動、人生を左右する一大イベントですよね。
履歴書を書いたり、試験の対策をしたり、就活の期間ってみんなピリピリしていて独特な空気があったと思います。
私自身ピリピリこそしていませんでしたが、1対複数で話すことがとても苦手なので、面接があるというだけでとても億劫に思っていました。
特に職業としてなりたいものはなかったので、なりゆきで文系出身からSE(システムエンジニア)に。
私の就活はこだわりが特殊で将来を考えていないものでしたが「SEになってよかった!」と思っているので、こんな人もいるんだなと読んでもらえたら嬉しいです。
文系からのSE就職。就活が嫌で楽な方へ流れた結果
就活にあたって仕事に求める条件
就職活動って、入りたい会社やなりたい職業がある人にとっては一大事だと思います。
ですが、私の人生の夢(方針?)は
家族や友人、職場の同僚など出会った人たちを大切にして楽しい日常を過ごすこと
です。加えて、
自分の人生でやりたいことと仕事は別。ストレスが少なくお金が稼げればそれで良い
と考えていたので、業種や職種が具体的に絞り込めずに悩んでいました。
私の仕事に対して求める条件は
・転勤なし
・屋内仕事
・全従業員の顔と名前が一致する(大企業はイヤ)
※休日が多い、給与が高いなどは言わずもがな
だったので、幅広すぎて何から手をつけていいのか分からず。
食品、メーカーなど様々な業種・職種の会社説明会に参加しましたが、ピンとくるものはありませんでした。
就活エージェントの勧め
自分で考えているだけではどの企業にいけばいいのか分からない!と思った私は、就活エージェントに頼ることにしました。
希望する職種や業種などを記載するエントリーシートのようなものは書いたのですが、根底にあるのは上述のざっくりした条件。
エージェントさんも少し困り顔。
もともと事務職も視野に入れていた私は、この機会に聞いてみることに。

面接嫌いの私としては、事務職を志望するのは論外となりました。

エージェントさんの提案で初めてSE(システムエンジニア)という選択肢を得た私は、自宅に帰って調べてみることに。
とんとん拍子の内定
社内SEというところには特にこだわらず、
- 通いやすいところに本社がある
- 従業員の少ないIT企業
で目に留まったところから会社説明会に参加しました。
ただ、そこでも面接嫌いを発揮して一次面接にエントリーしない会社説明会止まりの日々。
そんなある日、説明会の参加者が私ひとりだけの会社に当たりました。
社長が説明を担当していたので、マンツーマンで志望動機や大学で学んできたことなどを話しながらの説明会。
複数人がいる空間で話すのが苦手な私としては、とてもありがたい状況です。
本来の内定までの流れは以下のとおり。
実際に私が内定をもらった流れは
小さい会社だったので、早く内定を出すことで入社を決めてほしかったのだと思います。
適性試験はITスキルと性格適性の2種類をするはずだったのですが、「時間がかかる」とのことで性格適性は割愛されました。
面接も本来は面接者のスケジュールを押さえて…と手順があるはずでしたが、その時間帯に会社にいた管理職の方々が急遽簡単な面接を行ってくださることに。
聞かれた内容は
- 志望動機
- 残業など勤務条件に問題はないか
の2点。
社長さんが内定をほぼ決めた状態だったので、面接は簡単なことを聞かれただけで終わり、その場で内定。
適性試験の採点の間、先輩の女性社員から話を聞く時間があったので、実際のところも聞くことができました。
ゆるゆるとした雰囲気と気さくな人柄が気に入ったので、そのまま入社することに決めました。
特にブラックな会社でもなかったですし、就活から逃げ続けたにしては、良い結果だったのではないかなと思っています。
大学の友人はみんな大企業に行ったので、少し驚かれた程度ですね。
就職してからのその後
現在は新卒で入社した会社を辞めています。
特に不満があったわけではなく、経験が積めて人間関係も特に悪くなかったのですが、こればかりはご縁ですね。
就職してからどんな仕事をしてきたのか?
転職の経緯は?
など、就職してからのお話はまた後日。
特にキャリア志向でないのであれば、小さな会社で気の合う人、よくしてくれる人のそばでぬくぬくと働く選択も視野に入れてほしいなと思います。
以上、文系からSE(システムエンジニア)就職した、就職活動のお話でした!